居酒屋さんの定番メニューのひとつが「エイヒレ(鱏鰭)」。
七味マヨネーズをつけて味わうと、お酒がよく進むおいしいおつまみですよね。
でも、「エイヒレ」って一体なんなんでしょうか。
ちょっと考えだすと、
……本当にあの水族館にいるエイなの?
魚のヒレはわかるけど、エイにヒレってあった…?
と疑問がふつふつと。
今回の記事では、そんな「エイヒレ」の正体について簡単に解説します。
「エイヒレ」は「エイ」の「ヒレ」そのもの!
まず「エイヒレ」とは、あの水族館などで見る「エイ」の「ヒレ」そのものです。
よくありがちな、
「〇〇な部分が、エイに見えたからエイヒレ!」
「エイに見える魚のヒレだからエイヒレ!」
という名前の由来はありません。
主に、
・アカエイ
・ガンギエイ
という種類のエイが「エイヒレ」へと加工されています。
「エイ」の「ヒレ」ってどこの部分?
それでは「エイのヒレ」ってどの部分でしょうか?
実は、内臓などが集まっている中央部分を除いた両側がすべて「エイのヒレ」。
エイヒレは、この部分を干物や燻製にして加工したものなんです。
また東北の一部地域では、加工せずに煮付けとして食べることもあるそうです。
このエイヒレは、意外にもコラーゲンたっぷりで、美容効果も注目されているとか。
お酒のおつまみとしておいしいだけではなく、身体にもいい食材なんですね。
「エイヒレ」の英語は?
加工したエイヒレは、日本独特のおつまみ。
海外の方に説明するときは、なんて呼んだらいいのでしょうか?
エイは英語で「ray」または「stingray」。
魚のヒレは「fin」。
なのでエイヒレは
「ray fin」または、「stingray fin」となります。
海外ではエイヒレを食べる習慣はほとんどないため、なかなか説明するのは難しいかもしれませんね。
しかしだからこそ、日本の居酒屋文化を紹介する際には、ぜひ使ってみてください。
「エイヒレ」はネットでも手軽に買えます
ちなみにエイヒレは、居酒屋に行かなくてもネットで簡単に購入できます。
おうち飲みでエイヒレを食べたい方はぜひ、検討してみてください。